イソップ扁桃腺

「三匹の牛とライオンの話」　コミックトム　1997年2月号

三匹の牛とライオンの話を下敷きに、海洋牧場に向かう研修生３人。途中で船が故障し救助を待つ間に仲間の一人が姿を消した！疑心暗鬼になる残った二人だったが…！？

「ツルはカメカメ」　　　コミックトム　1997年5月号

ツルとオオカミの食事の話からウサギとカメの競争の話、さらには円盤投げ競争の話まで。

「すっぱいブドウ」　　　コミックトム　1997年6月号

遺跡堀りを進める助教授の元にスポンサーの娘が様子を見にやってきた。二人は遺跡手伝いの男に誘拐されて地下の穴に放り込まれるが、そこにはイソップの言葉を掘った石が落ちていた。

「ライオンとネズミ」　　コミックトム　1997年10月号

昼寝をネズミに邪魔されたライオンは実は大魔法使いだった。いたずらを見逃してもらえたネズミは子供に変身して弟子入りする。そこに国王の命を狙う大臣親子が大魔法使いを騙して塔に呼び寄せ命を奪おうとするが、ネズミの活躍で陰謀を防げたのだった。

「軒先の鬼」　コミックトム　1999年8月号

貧乏で困ってる男の屋敷の軒先に鬼が棲むと噂になっていた。鬼を払おうにも金がない。男が策に悩んで歩いていると自分が無償で払ってやるという男が現れた。

「夜寒」　　コミックトム　2000年12月号

位の低い男が上司の妻の抜け毛防止祈願を頼まれて寒い夜に一晩中歩かなくてはいけない羽目に陥った。寒さを堪えて歩いていると、見知らぬ場所にいて高飛車な調子の変な子供が現れて火を焚けと命じられる。化け物と思ったが逃げられず最後はそれを負ぶって歩いてる内に寝てしまった…！

潮出版