解説

書名 出版社 作者名 発行日 ＩＳＢＮ 内容 備考
『総特集　木原敏江　エレガンスの女王』 河出書房新社 図書の家編集 2017.10.20 ISBN978-4-309-27892-6 特別寄稿COMIC「木原先生の封筒」（1p）
 *木原敏江さん描く青年が好きで初対面の際の話や木原先生の自画像入りの封筒が今でも宝物で大事なネームを入れるのに使っているなど。
    
『銀の船と青い海』 河出書房新社 萩尾望都 2015.2.10 ISBN978-4-309-41347-1q 巻末解説「キャンディドロップスの夢」 2010年発行の単行本にさらに7作品追加収録した文庫版
*「この本は、小さな夢のようなショートストーリーがびっしり詰まっている本です」と始まり、夢の再現性が群を抜いている、という萩尾さんの昔からのファンである坂田さんの明晰な解説は見事です。
 
『さあ、気ちがいになりなさい』 早川書房 フレドリック・ブラウン/星新一訳 2005.10.15 ISBN4-15-208675-0 巻末解説『フレドリック・ブラウンの幸福』(6P) 1962年12月発行『異色作家短編集』の復刻版
*『フレドリック・ブラウンは二度死ぬ』でブラウン作品をコミカライズされたこともある坂田さんが思い切りブラウンの魅力を語っておられます。
 
『ハゲタカは舞い降りた』 早川書房 ドナ・アンドリューズ 2004.12.15 ISBN4-15-172454-0 巻末解説『舞い降りたハゲタカとイヌとネコとそれから・・』(2Ｐ)
*素人探偵メグのシリーズ４作目。全シリーズの装画を担当した坂田さんがイラスト付きで作品の魅力を解説　

『西の善き魔女1セラフィールドの少女』 中央公論社 荻原規子 2004.10.25 ISBN4-12-204432-4 巻末解説『暁の星、夕映えの月』（5P) 中公文庫
＊物語のイメージの見事さに「映画にして見てみたい」とその魅力を語られています。自画像イラスト付き。
 
『神様がくれた指』 新潮社 佐藤多佳子 2004.9.1 ISBN4-10-123733-6 巻末解説『神様がくれた異端―物語の結末についてー』(４P) 新潮文庫
＊スリをする青年のお話について。ここで色気を感じてしまうのは自分の社会倫理感的にまずいのではないかと頭を悩ませるといった絶妙な解説です。
 
『読書のたのしみ』岩波文庫編集部編
 株式会社岩波書店
 岩波文庫編集部編
 2002.8.20
 ISBN4-00-350019-9 毎年春の岩波文庫フェアのための小冊子『読書のすすめ』第五集（1998年5月）・第六集（2001年5月）・第七集（2002年5月）に掲載したもの
 岩波文庫
収録作家
池内紀・牛島信明・内海隆一郎・尾形仂・小野理子・木田元・轡田隆史・小林恭二・坂田靖子・佐高信・佐藤文雄・澤田ふじ子・清水良典・高橋英夫・竹西寛子・田勢康弘・田中克彦・中沢新一・野島秀勝・藤本義一・増田れい子・三浦雅士・室井光広・森嶋通夫・米原万里
 ＊坂田さんは「漱石先生にとりつかれる話」として高校生の頃に「吾輩は猫である」に夢中になったとして作品の魅力を書かれています。文豪としてお堅いイメージがある漱石先生だったが、とのお話 (8P) (販促用小冊子の再録）*『サカタ荘221号室』に収録
『読書のすすめ　第６集』岩波文庫編集部編
 岩波書店 岩波文庫編集部編
 2001.5.24
 毎年春の岩波文庫フェアのための販促用小冊子(8P)　
 収録作家
牛島信明・木田元・轡田隆史・坂田靖子・清水良典・高橋英夫・田中克彦・増田れい子
 ＊坂田さんは「漱石先生にとりつかれる話」として高校生の頃に「吾輩は猫である」に夢中になったとして作品の魅力を書かれています。 文豪としてお堅いイメージがある漱石先生だったが、とのお話。*『サカタ荘221号室』に収録
 
『海外ミステリガ・ベスト100　ハヤカワ文庫名作ガイド』早川書房編集部編 早川書房 早川書房編集部編 2000.10.20 ISBN4-15-078502-3 巻末エッセイ
『スイート・ホーム殺人事件』『おおはずれ殺人事件』(3P)		 作家さんへのアンケート結果からベスト作品の紹介
 ＊クレイグ・ライスの作品の魅力を語るエッセイコラム　（この本のタイトルは坂田作品の中に出てくる書棚にも使われています。）
      
『少女風雅蕗谷虹児イラスト集（増山のりえ選）』 徳間書店 蕗谷虹児 1993.12.31 ISBN4-19-860048-1 巻末解説(2P) *雅さんから情報を頂きました。
＊増山のりえさん選のご縁か巻末解説。小学校の図書室に蕗谷虹児の挿絵による『人魚姫』があって、その洗練された絵に心惹かれて何度も何度も借りて繰り返し眺めたというお話。本を買ってもらおうにもすでに発行が古かったらしく見当たらなかったという。この時の記憶からか『ラヴリ』でも「人魚姫」を会員コラボで描かれている。
 
『ふたりと５人』４巻 主婦と生活社 吾妻ひでお

巻末解説（1P） 単行本ミッシィコミックス・スペシャル
*jun'yaさんから情報頂きました。

 
『夜来香』 （同人誌） 久掛彦見 1981.8.15
巻末解説（エッセイ）「チャイナタウンの姫君」(2P) *あかんさん、かおるさん、から情報を頂きました。
＊とても細くて彫りの深い顔立ちの久掛さんがチャイナドレスを仕立てる話など。健康に気を付けて描いてほしいという坂田さんの言葉が今読むと胸に迫る。
 
『Ｂ級パラダイス！』 朝日ソノラマ 波津彬子 1985.4.20 ISBN4-257-90058-X 巻末解説 朝日ソノラマ・デュオセレクション
※波津さんと坂田さんが出会ったのは波津さんが小学生だった頃（ずっと年下）だそうです。その頃からとても綺麗な絵を描いておられたとか。
 









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