夜のお茶会

 
「すてきな日曜日」 1976年花とゆめエヘヘ号 ジムシリーズ

エルドンと対照的に庶民派というか、ごく普通の感じがジム。花まつりに行きたいのに苦手の算数の宿題を片づけなくてはいけないジムは、いろいろ画策するのだが、以前宿題をうつして恨みを買っていたルルの妨害や、優れモノお手伝いラーラの前に水の泡。泣く泣く宿題を終えた頃にはお祭りにはも間に合わない・・・と、しょげていたらラーラはちゃんと行けるように考えくれていた！！なんてすてきな日曜日。でもしっかりオチはあるのだった。ここで初登場のラーラがいい味出してます。

 
「夜のお茶会」1977年ララ7月号　ジムシリーズ
歯医者に行くために映画鑑賞会に行けなかったジムに、見知らぬ男の子から夜のお茶会のお誘い状が投げつけられる。面白くないことばかりの一日。さらにラーラに早く寝ろと言われて、反抗心から誘われた場所に出かけていったジム。その夜以来お茶会の一人で開いていた男の子・テリーにまとわりつかれて迷惑するのだが・・。いじけたり、ちょっといじわるな気分になったりしながらも結局は素直なジムのほのぼのコメディ。でも子供は夜は早く寝よう。。。★ジムシリーズは他に「おばあちゃんの日」がありますが、白泉社「エルドンとジムと」に入ってます。

 
「ノラ猫さんこんにちは」1976年　花とゆめ8号

可愛いノラ猫の仔猫をなんとかなつかせようと四苦八苦するお話。しかし、その仔猫の親はとーっても恐い顔した「ハンニャ猫」なのだった。

 
「チャーリィの受難日」  1976年　花とゆめ夏の増刊

チャーリィがキャンプに行くお金を落として母に泣きつくと、たまたま来ていた姉が気前よく払ってくれた。感謝感謝！と思っていると、姉には魂胆があって、旅行に行く２日間一人娘のキャシーを預かってくれ、と言う！？キャシーのわがままに振り回され疲れ果てるチャーリィだった・・。

 
「今日から召使い」 1977年　花とゆめ1号

エルドンシリーズ パーティに出かける筈が水増しブランデーに悪酔いし、メイドのメッシーと館に残っていると、二人組の泥棒が入ってきた！二人は昨日まで召使いで来て今日は誰もいないと知って入ってきたのだが子どもながら悪知恵に長けてるエルドンと、ちょっと変わってるメッシーにいいようにやっつけられ…。。

 
「セレナーデ」1977年　花とゆめ8号

エルドンシリーズ エルドンシリーズの中でもちょっとだけ切ない一編。エルドンは最愛の母シャルメインの再婚相手・ノッテンガム氏の留守中、昔のように二人でオペラを見たり食事をしたりするのを楽しみにしていたのだが、母の気持ちはすっかり夫のことばかりに向けられて…。

 
「ミス・キニヤンさようなら」 同人誌『ラヴリ』

同人誌「ラヴリ」 ミス・キニヤンが家庭教師に就いたおじょうさんは、反抗的で全然言うことなど聞こうともしない。負けるモノか、とがんばっていたミス・キニヤンだったが、おじょうさんが反抗的な理由を知ることになり、そして・・。

 
「春待ち月」1977年　ララ３月号

まだ戦国時代、お小姓の栗丸が旅の行き倒れの女性を見つけ屋敷に連れ帰る。弥生と名乗るその美女は、実は殿が作らせている”種子島＝鉄砲”を盗みにきた間者だったのだ…。

 
書き下ろし

コミックスの為に書き下ろされたイラストポエム７ページ。


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