水の片鱗 文庫版　　　

コミックス（Ａ５判）「水の片鱗」の文庫版

 
＊再録＊
「水の片鱗」　 1987年　グレープフルーツ

マクグラン画廊シリーズ　 友人に付き合ってやってきたのは、朽ちかけた僧院の建物。クレイトンの生き別れた妹がそこにいる、というので探しに来たのだが、既に彼女はそこにいなかった。”水の女”と呼ばれていたその女性は数人の男達に取り巻かれて暮らしていたらしいのだが・・。

 
＊再録＊
「管財人のなやみ」　  1987年　グレープフルーツ

マクグラン画廊シリーズ マクグラン画廊の上お得意、ベックさんが結婚すると言い出した。相手は寄席の女性だという。管財人のアスキンズ氏のなやみは深いのだった・・。

 
＊再録＊
「鬼水仙」 1988年　グレープフルーツ

マクグラン画廊シリーズ 無名の画家の絵に魅入るご婦人。事情ありげな様子に自腹を切りつつ、クレジットでの支払いを申し出る。マクグランさんの好奇心とお人好しぶりがよく分かる一編。

 
＊再録＊
「南の島へ」  1991年　花曜日

南方はニューヘブリディーズ島の仮面を展示してると毎日通って見に来る男がいた。受付のミス・モーガンは彼の様子に同情してしまうのだったが・・。  

 
＊再録＊
「春のガラス箱」 　

 
解説・皆川博子
「≪坂田靖子≫を読むしあわせ」


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