水の森綺譚　４

カラーイラスト

描きおろし　４Ｐ　

「宝」　コミックFantasy No.12　1995年5月

羽が生えたふしぎな生き物を見つけた。暖かい春の日を二人は楽しむ。魚を釣りにいくとそこにも、それはいて、はねてサリの背中に入った！背中がぽかぽかして暖かくてどこからかいい香り。

「雲」　コミックFantasy No.9　 1994年8月

夏の日、蝉の声がうるさくて森の奥に入ると、小さい雲を空から盗んで売ってる人がいたので、つい買ってしまった。家に持って帰る途中でサリにも会って・・。

「氷の通路」　コミックFantasy No.13　　1995年8月

夏なのに氷の通路があって、たくさん変わったひとたちがいて、かき氷とかシェイクとかかちわりとかくれるのだった・・。サリの家にいってその話をしたら”蟻みたい”・・

「受験生」　コミックFantasy No.10　1994年11月

せっかく釣った銀色のマスが変な穴に落ちて・・その穴からは変な赤い光がぽんぽん！って・・なんかおかしい！！

「流し」　コミックFantasy No.14　1995年11月

”冬の星演芸劇団”がナダレの谷にやってくるというのでサリに連れ出されて見に来たはいいが、カモシカが無料招待とかで団体でいるし、輪っかをとられた土星もいるし・・。

「冬の星」　コミック・モエNo.15　1996年2月　

冬将軍到来、なんて呑気に言っていたら本人（！）が家にやってきた。何か用かと聞いてみたら「返してほしい、わしの馬！」低空でギャロップしていたらハマりこんで抜けなくなっていた！！なんとか出してやったのはいいのだが・・。

イラスト・あとがき

書き下ろし2p

偕成社